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» 2019年09月27日 10時15分 公開

関西初のSST、2022年に街びらき:パナソニックが吹田市に“再エネ100タウン”、ALSOKや竹中工務店ら14社と超高齢社会の課題解決 (3/3)

[石原忍,BUILT]
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日本初「再エネ100タウン」実現

 ウェルネスでは、パナソニックの住宅向け電波センサーやエアコンセンシング、SW・コンセント組み込みマイクなどの行動センシング技術を応用した認知症の早期発見・予防・緩和に取り組む。さらに学研グループの保有する予防/緩和の知見を生かし、各世代を支援する教育・医療福祉サービスを提供。

 また、竹中工務店とは、緑視率15%以上や運動を促す設備、ヒートアイランド対策、身体や心に心地良さをもたらす植栽といった健康街づくりを支える建築コードの策定と、それに基づく空間創出も行う。

Suita SSTのウェルネスの取り組み 提供:パナソニック

 コミュニティーの醸成では、多世代が交流する食堂・温浴施設・交流公園といった共用機能以外にも、タウンマネジメント組織の設立も検討する。他に、顔認証技術と5Gを組み合わせ、共通IDで決済や入退管理、施設予約などにも利用することが検討されている。

 モビリティに関しては、高齢者や障がい者向けのバリアフリー、駅と街をつなぐ利便性など、便利かつ安全な交通ネットワークを整える。

Suita SSTのコミュニティーとモビリティの取り組み 提供:パナソニック

 一方で吹田市は、Suita SSTを契機に協定を締結し、摂津市との間にまたがる約30ヘクタールの健康・医療の大規模プロジェクト「北大阪健康医療都市(通称:健都)」と相互連携させる。両都市の相乗効果によって、健康・医療や環境先進都市の効果を拡大していく。

 Suita SSTの施設概要は、分譲事業のファミリー分譲マンションが8階建て戸数100戸、中銀インテグレーションが運営するシニア分譲マンションが8階建て戸数126戸。建物賃貸の単身者共同住宅が6階建て戸数73戸。学研ココファンのウェルネス複合施設は、7階建てで、66戸のサービス付き高齢者向け住宅、認知症高齢者グループホーム、在宅介護施設、学習塾、認可保育所から成る。複合商業施設は、4階建てで、1・2階に阪急オアシスのスーパーマーケットや物販店舗などが入り、3階以上は駐車場となる見込み。

Suita SSTの設計段階でのイメージパース 提供:パナソニック
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