技術開発コンサルタントとミラテクドローンは、3次元測量とCIM分野で業務提携を締結した。赤色とグリーンレーザーのハイブリッドで水陸計測を一体化し、取得した点群データは土木設計にそのまま使えるCIMモデルとして提供する。
技術開発コンサルタントとミラテクドローンは2026年5月、土木インフラや河川測量を対象に3次元測量とCIM分野で業務提携を結んだ。
今回の提携で、ドローンによる点群データ取得と、設計直結型のCIM構築技術を統合したソリューションを提供できるようになる。ミラテクドローンがデータ取得と初期解析、技術開発コンサルタントが土木インフラ設計向け3次元CADソフト「Autodesk Civil 3D」などを用いたCIM作成や各種設計業務をそれぞれ担う。従来は分業だった計測や解析、設計のプロセスを一体化し、工程の短縮やコスト最適化、品質向上につながる。
計測では、赤色レーザーとグリーンレーザーを組み合わせ、陸上の藪や急傾斜地から水中の川底まで、一体的にデータを取得。従来のように、水陸で別々に測量する手間が不要になる。また、ノイズ除去などの初期処理を施した点群データを基に、設計に直結するCIMモデルとして納品するため、受領後すぐに設計工程へ移行できる。
建設業界では人手不足や安全確保が喫緊の課題となる中、測量成果物も点群データから設計に直結するCIMへと高度化している。両社はこうした背景を踏まえ、建設DXの加速と社会インフラ維持への貢献を図るべく提携に踏み切った。今後は、官公庁や自治体、大手ゼネコン向けに展開し、土木業界の新たな標準構築を目指す。
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