アンドパッドは、国土交通省「建築行政DX総合推進事業」において、AI技術を活用して建築計画概要書をテキストデータ化する手法を検討/検証する。
アンドパッドは2026年5月29日、国土交通省の「令和8年度 建築行政DX総合推進事業」において、AI技術を活用した建築計画概要書などのテキストデータ化手法の検討/検証に関する提案が採択されたと発表した。
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」の開発/提供を通じて蓄積した技術基盤やAI技術の知見を活用し、建築設計/申請時の業務効率化や、建築ライフサイクル全体のDX推進に取り組む。
国土交通省では、建築基準法に基づく行政手続きのDXを進めており、2028年4月を目標に建築計画概要書を廃止し、台帳システムと連携したシステムによる閲覧への移行を予定している。一方で、過去に蓄積された約7000万棟分の建築計画概要書は紙で保管されているため、窓口閲覧業務の負担となり、建築行政DX推進の障壁にもなっている。また、年代や特定行政庁ごとに書式が異なる非定型データのため、単純なスキャンや従来のOCR技術ではテキストデータ化が難しいことも課題だ。
事業では、都市部と地方部を含む複数の自治体と連携し、AIを活用して、年代別の様式や自治体独自の追記事項など多様な建築計画概要書に対する最適なテキストデータ化手法を分析/検証する。また、単純なテキストデータ化にとどまらず、台帳システムとの連携なども見据えたデータ化フローを整備する。
さらに、データ化した情報の民間企業における二次利用も視野に入れる。建築行政手続きの質向上や官民双方の業務負荷軽減につなげる考えだ。
アンドパッドは今後、事業で得られるAI解析技術やデータ連携の知見を生かし、施工管理領域にとどまらない設計/申請/維持管理フェーズにおけるAI活用のPoC(概念実証)にも取り組む。
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