国土交通省は、上下水道施設のメンテナンス高度化と効率化に寄与するデジタル技術をまとめた「上下水道DX技術カタログ」を拡充した。掲載技術数を189件に増やし、フリーワード検索や技術比較表の作成機能も追加している。
国土交通省は2026年3月27日、上下水道施設のメンテナンスを高度化/効率化するデジタル技術をまとめた「上下水道DX技術カタログ」を拡充したと発表した。
国交省では、上下水道施設の老朽化や管理に精通した熟練職員の減少などが急速に進む中、将来にわたり上下水道サービスを提供し続けるには、デジタル技術を活用した上下水道DXの推進が重要として、2025年3月にカタログを公開した。
対象となるプロセスは、上下水道の取水や汚水処理などの施設をはじめ、管路や給水装置といった設備も含む、建設や修繕は除く、点検調査、劣化予測、施設情報の管理/運営のメンテナンス領域。網羅している要素技術は、人工衛星、AI、ビッグデータ解析、ドローン、TVカメラ、スマートメーター、IoT、センサー、ロボット、その他。
今回は、掲載技術を163件から189件に拡充。同時に地方公共団体へのさらなるデジタル技術導入の促進を目的に、「実証段階の技術」「活用補助金」といった有益な情報を追加した。また、「フリーワード検索」「技術比較表作成」の機能も新たに備え、利用者の利便性向上を図った。
実証段階の技術は、国内の地方公共団体などの公的機関のフィールドで実証している実用化に至っていない18の技術を掲載した。
技術比較表は、見比べたい技術を選択し、技術概要や適用条件、導入コストなどを選んでExcelで出力できる。
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