乃村工藝社は、2025年3月に開業した複合施設「グラングリーン大阪」南館の複数エリアで、企画やデザイン、設計、内装施工を担当した。オフィスラウンジや共用部、複数テナントなどに携わっている。
乃村工藝社は2025年6月30日、2025年3月に開業した複合施設「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」南館の複数エリアで、企画やデザイン、設計、内装施工を担当したと発表した。
グラングリーン大阪は、オフィスやホテル、商業施設、都市公園、MICE施設、住宅が一体となったJR「大阪」駅北側に位置する複合施設だ。2024年9月の一部エリアの先行開業を経て、南館が2025年3月21日に本格オープンした。今後、2027年春頃にうめきた公園の後行工区(ノースパークの一部)が開業し、2027年度に全体街びらきを予定している。
乃村工藝社は、主に南館オフィスラウンジ「sorappa」や共用部、商業エリア内の複数テナントに携わった。sorappaは、ビル4階に位置するオフィスラウンジで、カフェやワークスペース、ダイニング、テラスを備える。
南街区の賃貸棟低層共用部では設計・施工を担当。「Sense of Park」をコンセプトとし、地下を「鉱石」、1階を「みどり」、2階を「風」のテーマで、アートとデザインを融合させた。
温浴施設「うめきた温泉 蓮Wellbeing Park」では、設計を手掛けた。施設は、温浴や食事、運動、メディテーション、美容をテーマとした健康促進体験を提供する。
加えて、アジア初進出となるフードマーケット「タイムアウトマーケット大阪」も設計。約3000平方メートルの空間に17のキッチンと2つのバーを集積し、関西の多彩な食文化を発信する。
他にもLIVIANA CONTI、Theory、SeeP EYEVAN、GOKANといった専門店で、それぞれのブランドの世界観を反映した設計・施工を手掛けた。北館では、ホームセンター「gardens umekita by kohnan」の設計・施工を担い、水や緑を生かした癒やしの都市空間を創出した。
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