長谷工コーポレーションと長谷工アネシスは、メタバース空間に分譲マンションの間取りを再現し、家具選びができる「メタバース家具コーディネートサービス」を開発した。
長谷工コーポレーションは2024年11月7日、長谷工アネシスと共同で、メタバース空間に入居予定の分譲マンションの間取りを再現し、家具選びができる「メタバース家具コーディネートサービス」を開発したと発表した。入居予定時期2024年12月の新築分譲マンション「ブランシエラ横浜瀬谷」の契約者を対象に、実証導入を開始した。
新サービスでは、BIMデータを活用してメタバース空間に間取りを再現。間取りと家族構成に応じて、家具のトータルコーディネートを自動的に行う。配置した家具は自由に場所の変更や入れ替えができる。アバターを介してインテリアコーディネーターとのリアルタイムでの相談も可能だ。今回の実証では、良品計画が展開する「無印良品」の家具をコーディネートし、入居日に合わせた配送などの相談にも対応する。
長谷工コーポレーションは、、「長谷工暮らしのメタバースプロジェクト」を推進し、これまでに第1弾でマンション購入検討者向け「メタバースモデルルームツアー」、第2弾で「長谷工住まいのデザインコンペティションinメタバース」を展開している。今回のサービスは取り組みの第3弾。今後は実証の効果検証を踏まえ、自社グループ開発物件を中心に導入を進める予定だ。
ブランシエラ横浜瀬谷は地上7階建て、総戸数65戸。竣工は2024年5月。売主は長谷工不動産と小田急不動産、設計・施工は長谷工コーポレーション。
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