MODEとCalTaは、両社のサービスを融合し、現場の3Dデータとセンサー/デバイスから収集したデータを統合して、簡単にリアルタイムデータを共有できる高度なデジタルツインの実現を目指す。
MODEとインフラ事業者向けDXサービスを提供するCalTaは2024年4月23日、両社のサービスを融合し、現場の3Dデータと計測機器などから収集したデータを統合して簡単にリアルタイムデータを共有できる高度なデジタルツインの実現を目指すと発表した。
MODEは、さまざまなメーカーのセンサーやデバイスからリアルタイムデータを収集し、AIアシスタントとのやりとりにより現場の情報を確認できるプラットフォーム「BizStack」を提供している。CalTaは、スマートフォンやドローンなどで撮影した動画データをもとに、電子地図上に3Dデータを自動生成し、時系列で管理できるデジタルツインソフトウェア「TRANCITY」を展開する。
今回の連携では、BizStackで収集したリアルタイムデータを、TRANCITYで自動生成した3Dデータにプロットし、デジタルツイン空間内での一括管理を実現。AIアシスタントとのチャットで、時間や場所を選ばず簡単にリアルタイムデータにアクセスできるデジタルツインを構築する。
PCやスマートフォンなどでデジタルツイン空間内の現地状況が確認できるようになり、現場で異常などが発生した際は、場所や対象、データの変化をリアルタイムに共有できることで、迅速かつ適切な対応が可能になる。これにより、建設現場管理や、インフラ管理業務の安全性と生産性向上を支援する。
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