「PLATEAU」で3D都市モデルビュワーを改良、建物作図機能やGoogleストリートビュー連携を追加PLATEAU

国土交通省は、日本全国の都市のデジタルツイン実現を目指すプロジェクト「PLATEAU」の一環として、ブラウザベースのGISアプリ「PLATEAU VIEW」をバージョンアップした。ユーザーが任意の場所に好きな形状や高さの建物を作図する機能や、Googleストリートビューとの連携機能を追加した。

» 2024年04月08日 11時00分 公開
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 国土交通省は2024年4月1日、日本全国の3D都市モデルの整備とオープンデータ化を目的としたプロジェクト「PLATEAU(プラトー)」の一環として、ブラウザベースのGIS(地理情報システム)アプリのバージョンアップ版「PLATEAU VIEW3.0」を公開した。

PLATEAU VIEW3.0の利用イメージ PLATEAU VIEW3.0の利用イメージ 出典:国土交通省プレスリリース

 PLATEAU VIEWはPLATEAUのデータをプレビューできるWebアプリで、誰でも無料で利用できる。PLATEAU VIEW3.0には、ユーザーが任意の場所に好きな形状や高さの建物を作図する機能や、Googleストリートビューと連携して実際の街の写真を参照しながら3D都市モデルを体験できる機能を追加した。任意の日時の日照状況を確認可能な「太陽光シミュレーション」と、人口の統計情報をヒートマップで表現する機能も加わった。

 ユーザーインタフェースやユーザーエクスペリエンスも見直し、データの閲覧をより直感的に行えるようにした。データの選択や色分けなどシンプルな操作で多彩な機能を使用できる。さらに、3DCG技術を利用してPLATEAUデータを美しく快適に描画するための改修も実施した。

PLATEAU VIEW3.0には任意の場所に建物を作図する機能(左)やGoogleストリートビューと連携機能(右)が追加 PLATEAU VIEW3.0には任意の場所に建物を作図する機能(左)やGoogleストリートビューと連携機能(右)が追加 出典:国土交通省プレスリリース

 PLATEAUは2020年にスタートした日本全国の都市のデジタルツイン実現を目指すプロジェクトで、国交省は、民間企業や研究者、エンジニア、クリエイター、地方公共団体などさまざまなプレイヤーと連携して、3D都市モデルの整備や、都市開発や災害対策など多様な領域でユースケースを展開している。2024年3月29日時点で、211都市の3Dモデルのオープンデータ化が完了している。

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