東映アニメーションは、サウジアラビアのギガプロジェクト「Qiddiya」において、世界初となる「ドラゴンボール」のテーマパークを建設すると発表した。
東映アニメーションは2024年3月22日、サウジアラビアのQiddiya Investment Companyが進めるギガプロジェクト「Qiddiya(キディヤ)」において、世界初となる「ドラゴンボール」のテーマパークを建設すると発表した。
ドラゴンボールは2024年3月1日に亡くなった漫画家 鳥山明氏の作品で、1984〜1995年まで週間少年ジャンプで掲載された。単行本の発行部数は世界で累計2億6000万部に及び、アニメやゲーム、グッズなど多数のメディア展開が行われていることから、世界中の人々から親しまれている。
ドラゴンボールテーマパークは、50万平方メートル以上の広さとなり、ドラゴンボールにちなんだ7つのエリアで構成された敷地には「カメハウス」「カプセルコーポレーション」「ビルスの星」など作品を象徴するさまざまな建物を再現する。
アトラクションは5つの新たなライドを含め合計で30以上を用意するとしている。また、ランドマークとしてパーク中央には、全高約70メートルの「神龍(シェンロン)」を設置し、その内部を通り抜ける大型ジェットコースターを用意するとしている。
ドラゴンボールテーマパークが建設されるQiddiyaは、サウジアラビアが推進する3つの巨大開発プロジェクト(ギガプロジェクト)の内の1つで、リヤドの南西約40〜50キロの場所で、エンターテインメント、スポーツ、文化の総合地区として建設が進められている。
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