「BIMを活用しない、できない」と回答した624人を対象に、その理由を聞くと(複数回答)、「ソフトが高額で購入や維持ができない(199人)」と「業務の関係者や発注者から建築BIMの活用を求められていない(199人)」が同率1位、3位「BIMソフトを使える人がいない/不足している(191人)」だった。
最多回答数の項目に着目し、従事業務別では、「業務の関係者や発注者から建築BIMの活用を求められていない」が多く、建設産業内の契約形態(請負契約における工事発注者/受注者の関係性)や重層下請構造の影響がうかがえる。業種別では、「準大手/中堅ゼネコン」「工務店」「専門工事店」は「BIMソフトを使える人がいない/不足している」が多く、BIM人材の育成にも課題がありそうだ。
今回の調査結果を受けて野原グループは、現状を打開するために、建設業界従事者の多くが、BIMソフトがなくても簡単にBIMのメリットを感じ生産性を向上できる基盤環境としてのBuildApp事業を強化していくとしている。
集計期間:2024年1月15日〜1月22日
回答数:1000人
調査対象者:全国の建設業界従事者
調査方法:ゼネラルリサーチによるインターネット調査
調査元:BuildApp News編集部
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