万葉倶楽部がプロデュースする温浴棟「東京豊洲 倶楽部」と食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」とで成る、豊洲市場場外の新エリア名称が「豊洲 千客万来」に決まった。
万葉倶楽部が計画を進め、2023年9月末に竣工した豊洲市場の場外にあたるウオーターフロントエリアの名称が「豊洲 千客万来」に確定した。2024年2月1日の開業を予定している。
豊洲 千客万来は、東京都が「千客万来施設事業」として万葉倶楽部とともに立ち上げを進めるプロジェクト。温浴棟の「東京豊洲 万葉倶楽部」と、食楽棟の「豊洲場外 江戸前市場」で構成している。
このうち、東京豊洲 万葉倶楽部は、四半世紀を迎えた万葉倶楽部が今までのブランド力を最大限に活用して開業する24時間営業の温浴施設。全国11番目の施設として、豊洲の地に“東京都心の温泉郷”を創出する。箱根湯河原の源泉を運搬して使用し、東京湾を一望できる露天風呂に加え、ウオーターフロントの景色を一望できる展望足湯庭園などを楽しめる。
豊洲場外 江戸前市場は、江戸の街並みを再現した商業施設とし、豊洲市場に隣接している強みを生かして新鮮食材を提供する。1階には手軽にグルメを楽しめる店舗を多く誘致し、2階には江戸時代の市場を再現した「目利き横丁」「豊洲目抜き大通り」を設置する。3階は寿司屋が出店するフロアとする。
なお、同社は今回、豊洲場外 江戸前市場の目玉となる目利き横丁と、豊洲目抜き大通りの一部出店店舗を先行公開した。
豊洲 千客万来のアンバサダーに、伝統と革新を体現する表現者として中村獅童氏が就任することも併せて発表している。
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