グレートスタージャパン製のマーキングロボット「TinySurveyor」も、多くの来場者の関心を集めた。TinySurveyorは、データを送るだけで自動的に指定されたポイントにマークや線などを描く、自走ロボットだ。
工事現場では、道路や駐車場といった広い場所に大量にポイントや線などを引かなかればならない。こうした作業は、人が場所を確認しながら手作業で行うと、1時間に60〜80点が限界とされる。しかし、TinySurveyorであれば、自ら移動しながら1時間で最大600点ほどのマーキングが実現する。
TinySurveyorのデータ送付は、設計データを格納したUSBメモリを専用のタブレットに装着するだけで、現場での操作は簡単だ。噴射するスプレーも、マーキング用であれば一般に流通しているものが使える。
広い駐車場や日陰のない道路などで、長時間かがんだまま行う作業は、作業者に負荷がかかる。TinySurveyorであれば、省力化につながる。
レックスでは、事前の設定が必要な機器でも、すぐに使える状態にして貸し出している。さらに、スタッフが現地に出向き、設置などのサポートにも対応している。
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