野村不動産は、高機能型物流施設「Landport(ランドポート)」シリーズにおいて、九州エリア初の開発となる「Landport福岡久山I」が2023年5月25日に竣工し、日清エンタープライズの一棟利用で、2023年6月1日から稼働を開始した。
野村不動産は、高機能型物流施設「Landport(ランドポート)」シリーズにおいて、九州エリア初の開発となる「Landport福岡久山I」が2023年5月25日に竣工し、日清エンタープライズの一棟利用で、2023年6月1日から稼働を開始した。
同施設は、鉄骨造地上2階建、延べ床面積は2万897.42平方メートル。
施設の仕様は、1、2階共に梁下有効高を6.5メートル確保し、10tトラックに対応可能な片面バースと2カ所の切り下げを採用した。荷物用エレベーター2台、垂直搬送機2台も設置。乗用車向け駐車場の収容台数は120台。
Landportシリーズの共通仕様として、環境配慮、ランニングコスト削減、アメニティ機能向上のため、全館人感センサー付LED照明の採用や、雇用確保に寄与する機能としてカフェテリアを設置した。
同施設は博多駅まで約11.0キロメートル、九州自動車道福岡ICから約2.6キロメートル。周辺5km圏内の労働人口は約11万人と、雇用の確保も見込めるとしている。今後は首都圏エリアに加え、関西・愛知・九州エリアへの施設開発の拡大を加速していくという。
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