ユーピーアールでは電動タイプのアシストスーツ「サポートジャケット Ep+ROBO」も提供している。腰の左右にモーターを搭載し、自動センサーで作業員が前掲姿勢をとったときに胸や内腿などの動きをサポートする。アシスト力は最大10キロで、筋肉の活動比率を最大43%軽減できる。
こうした製品も現場に合わせて、さまざまな建設現場で導入されるケースが増えてきた。近年はあるトンネル工事の現場で、作業員がセメント袋を運ぶ際に活用されたとのことだ。
アシストスーツの普及はまだはじまったばかりだ。先ほどの担当者は「現場では高齢者や女性など幅広い方々が働くようになっている。あらゆる方の健康のためにアシストスーツは欠かせないツールとなりつつある」と語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.