埼玉県加須市で延べ5万m2の物流施設が着工、クレド・アセットマネジメントリテール&ロジスティクス

クレド・アセットマネジメントは、埼玉県加須市で開発を進めているマルチテナント型物流施設「CREDO加須」の起工式を2022年11月28日に開催した。

» 2022年12月01日 13時00分 公開
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 クレド・アセットマネジメントは、埼玉県加須市で開発を進めているマルチテナント型物流施設「CREDO加須」が2022年12月に着工することを同年11月28日に発表した。

東武伊勢先線「加須」駅から約3.6キロのエリアに位置

 開発地は、東北道「加須インターチェンジ(IC)」から約8.5キロの場所にあり、圏央道「白岡菖蒲IC」から約9.5キロと交通利便性に優れる他、国道122号にも至近で、埼玉県を含む首都圏と東北エリアへの配送拠点として使える。ちなみに、東武伊勢先線「加須」駅からは約3.6キロのエリアに位置し通勤もしやすい。

 CREDO加須は、スワップボディーのコンテナ車両と45フィートコンテナ積載車両に対応した車路やバース、置き配対応区画を設け、次世代トラック輸送が可能な構造とし、輸配送業務の効率化を図る。さらに、物流オペレーションの自動化と省人化を後押しするマテハンを設置するだけでなく、空調設備の導入を想定した電気容量も確保する。

「CREDO加須」の完成イメージ 出典:クレド・アセットマネジメントプレスリリース
「CREDO加須」のエントランスイメージ 出典:クレド・アセットマネジメントプレスリリース

 なお、働きやすい環境づくりとして、ドライバー、在館者、来訪者といった利用者が快適に過ごせるように、1階のエントランス付近にラウンジを備える。ラウンジには、ストレッチ・リラックスエリアやシャワーブースなどを整備する。加えて、3階にも十分な席数を確保したカフェテリアを用意し、Web会議もできる個室ワークスペースを配置する見通しだ。

「CREDO加須」1階のラウンジイメージ 出典:クレド・アセットマネジメントプレスリリース

 環境配慮に関して、屋上に太陽光発電システムを導入し、発電電力の一部を館内で使用することで、テナントの再生可能エネルギー利用を支援するとともに、テナントの電気料金負担を減らす。また、省エネに取り組み、「ZEB Ready」認証や「CASBEE」認証の「Aランク」と「BELS」認証の「5スター」を取得する見込みだ。

 BCP対策については、72時間対応の非常用発電機を設置し、災害発生時におけるテナントの事業継続をサポートする。

CREDO加須の概要

 CREDO加須は、S造地上4階建てで、延べ床面積は約5万226平方メートル。所在地は埼玉県加須市戸崎で、敷地面積は約2万3399平方メートル。着工は2022年12月で、竣工は2024年2月末を予定している。

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