TERRA Dolphin 8000 model以外にも、「TERRA Dolphin 4300 MPP model」の4機も展示した。MPPは、“Multi Purpose Platform”の略で、多目的に対応した機体を意味する。TERRA Dolphin 4300 MPP modelは、4300ミリの固定翼を備え、ジェットエンジンや2サイクル120cc、4サイクル80cc(電子制御燃料噴射装置)、さらに水素燃料電池の垂直離着陸(VTOL)タイプなど、さまざまな利用環境に対応したバリエーションを展開している。
垂直離着陸モデルは、「TERRA Dolphin 4300 eVTOL model」で動力源は全て水素燃料電池を採用。最高速度は毎時150キロで、飛行時間は2時間、航続距離は200キロ。垂直離着陸のため、固定翼でありながら滑走路を必要としない利点がある。既にテスト飛行を完了しており、2023年度の実用化を目指している。
このほか、テラ・ラボのブースでは、代表取締役 松浦孝英氏らによるプレゼンテーションも開催。また、機体紹介に加えて、TERRA Dolphinのコンセプトムービー「空飛ぶイルカ」も上映した。
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