福田学園の溝畑氏は、「福田学園の2号館は、大阪リハビリテーション専門学校と大阪保険医療大学の施設として使われており、8時45分から22時ごろまでの夜間にも開校し、消費電力の低減が急務だったため、省エネにつながる映光色のLED照明を採用した。2号館に映光色を導入したことで、消費電力が低減しただけでなく、夜間でも明るい建物となった」と話す。
なお、パナソニック EW社 近畿電材営業部では、2025年度までに約18万台の映光色を導入することを目標に掲げている。なお、約18万台という数字は、近畿2府4県に点在する約6200校のうち10%(620校)に映光色を展開し、1校あたり300台の映光色を導入したと仮定して算出したという。
福田学園2号館に導入された映光色の見学会では、6階の講堂や5階の機能訓練実習室、評価実習室、治療実習室、4階の情報処理室、3階の学生ラウンジ、2階の基礎医学実習室に取り付けられた映光色を披露した。
3階の学生ラウンジに配置された映光色のみが4000ケルビン(K)の白色タイプで、他の部屋に装着された映光色は5000ケルビンの昼白色タイプ。
加えて、3階の水治療実習室と1階の図書館/メディアセンターに搭載されたパナソニック エレクトリックワークス社製の一般LED照明も見せた。
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