自動運転機能を備えたパーソナルモビリティとエレベーターを連携EV

フジテックは、WHILLが成田空港で実証実験を進める「WHILL自動運転モビリティサービス」に、同社のエレベーターを連携した。出国審査後の出発地点から目的の搭乗ゲート付近まで、上下階の移動を含めて全て自動運転で移動するもので、同社初の取り組みだという。

» 2022年09月09日 08時00分 公開
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 フジテックは2022年7月29日、WHILLが成田空港で実証実験を進める「WHILL自動運転モビリティサービス」に、同社のエレベーターを連携したと発表した。

 今回の実験は、自動運転機能を備えたパーソナルモビリティとエレベーターを成田空港国際線第2旅客ターミナルにて連携し、出国審査後の出発地点から目的の搭乗ゲート付近まで、上下階の移動を含めて全て自動運転で移動するものとなっている。

 実験のルート上に位置する既設のフジテック製エレベーターに、制御盤やOcta Robotics製の通信モジュールを追加した。WHILL自動運転モビリティサービスと連携したエレベーター制御を実施することで、目的階への階層移動が可能となっている。

 自動運転機能を備えたパーソナルモビリティとエレベーターとの連携は、フジテックにとって今回が初めての取り組みだという。同社は今後も、多様な社会に適した商品やサービスの開発に努める。

パーソナルモビリティとエレベーターとの連携イメージ パーソナルモビリティとエレベーターとの連携イメージ 出典:WHILLプレスリリース

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