驚きの“ブレ補正”で遠隔臨場を強力サポート、ザクティのウェアラブルカメラ「CX-WEシリーズ」メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2022(2/2 ページ)

» 2022年08月26日 06時39分 公開
[加藤泰朗BUILT]
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「CX-WEシリーズ」が500社超で採用されているワケ

 撮影している映像をリアルタイムで共有するには、本部や現場事務所など遠隔地のPCで「Xacti Cloud Manager」のWebサイトにログインして閲覧する方法(ワンタッチ接続)と、TeamsやZoom、Webex、Google Meetなど、汎用Webアプリの画面共有機能を使う2通りがある。また、オプションのクラウドサービスを利用すれば、撮影した映像をダイレクトに保存できるため、関係者間でのシームレスな映像共有や現場状況の事後確認などにも役立てられる。

「Xacti Cloud Manager」での閲覧イメージ

 CX-WE100は、2019年に発売を開始した製品で、2022年3月時点でシリーズ累計約520社、3000台以上の導入実績があるという。ザクティの担当者は、「ライブカメラを導入する際に、配線が煩わしいなど、現場の意見を尊重して機種を選ぶ建設会社は多い。ただし、遠隔支援で効果を見い出すためには、本部が現場を把握しやすい映像を共有できるということが重要。その視点を持っている企業には、積極的に受け入れられている」と、好評の背景を読み解く。

 カメラの価格は、ともに14万6080円(税込み)とやや高価だが、期間が選べるレンタルプランが用意されており、最短3カ月プランなら月額2万2000円(税込み、別途初期費用1万3200円)、年間プランだと14万5200円(税込み、初期費用なし)で、カメラとワンタッチ接続サービスを使用できる。

 他にも今展では、AIで周囲の人物を検出し、アラートや回転灯(オプション)で警告する重機取り付け型セーフティーカメラ「ドボレコJK」、壁に掛けるだけで設置が完了する「壁掛けAIモニタリングカメラ」など、映像と通信技術で現場を変えるサービスを披露した。

重機取り付け型セーフティーカメラ「ドボレコJK」
「壁掛けAIモニタリングカメラ」
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