都市共同化事業を採用した延べ1.5万のマンションが築地で竣工、旭化成不動産レジデンスプロジェクト(2/2 ページ)

» 2021年11月01日 07時00分 公開
[遠藤和宏BUILT]
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デザインのテーマは“土地の記憶を継承する”

旭化成不動産レジデンス 開発営業本部 再開発営業部 企画推進課 和田悠氏

 次に登壇した旭化成不動産レジデンスの和田氏は、「アトラス築地のデザインでは“土地の記憶を継承する”をテーマに、外観では、周辺に存在する建物の要素を取り入れ、上段部に水平ラインを設け、中央に垂直のラインを設置し、左右対称な意匠として、周囲と調和するデザインに仕上げた。エントランスでは、築地の海と川をモチーフに、壁をデザインし、敷地から発掘された古木を舟形のベンチに加工し配置した。風除け室にはガラスと古木を組み合わせたガラスアートを取り付け、各階のエレベーターホールには古木を突板に加工したデザインパネルを装着して、水の風景と木の記憶を表現している」と語った。

外観の意匠
エントランスの壁面と舟形のベンチ
風除け室のガラスアート
エレベーターホールのデザインパネル

3LDKのモデルルームを披露

 記者説明会後にはモデルルームとルーフトップテラスが披露された。モデルルームは、リビングダイニング、3部屋の洋室、ウォークインクローゼット、浴室、化粧室、トイレ、キッチン、バルコニーで構成され、間取りが3LDKで、専有面積は約71.93平方メートル。価格は1億1780万円(税込み)。和田氏は、「アトラス築地は、専有部の総戸数が161戸あるが、160戸は既に入居者が決まっている」とコメントした。ルーフトップテラスは、椅子や机が設置されており、居住者がリラックスできる環境を構築している。

モデルルームのリビングダイニング
ルーフトップテラス

アトラス築地の概要

 アトラス築地は、RC造地下1階/地上11階建てで、延べ床面積は1万5203.95平方メートル。所在地は東京都中央区築地6丁目210番地1〜22、24〜40(地番)で、敷地面積は1914.70平方メートル。総戸数は161戸で、店舗区画は6戸。用途地域は、商業地域や防火地域、街並み誘導型地区計画(第2ゾーン築地地区)、都心部駐車場整備地区。設計・監理は永山建築設計事務所が担当し、施工は松井建設 東京支店が担った。

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