文化シヤッターは、独自の扉構造により、JISで定める最高等級である「T-4等級」の遮音性を備えた「高遮音スチールドア」を開発した。
文化シヤッターは、テレワーク用サテライトオフィスの会議室や劇場の出入口を対象に、JISが定める最高等級「T-4等級」の遮音性を備えた「高遮音スチールドア」を7月19日に発売した。
近年、働き方改革の一環として、テレワーク向けサテライトオフィスを活用した多様な働き方が国内で広がりつつある。通常のオフィスでも、テレビ会議用の小規模スペースを整備することが増えていることを踏まえて、文化シヤッターは高遮音スチールドアを開発した。
高遮音スチールドアは、独自の扉構造により、JISで定める最高等級のT-4等級の遮音性を搭載しているため、テレワーク用に利用が進むサテライトオフィス向けの会議室をはじめ、劇場やホールなど、防音性が求められる場所での使用に適している。
さらに、枠納まりには、屋内外兼用の設置に対応した「四方AT枠」と屋内のみの配置に応じた「三方AT枠(バリアフリータイプ)」を設けている。三方AT枠は、遮音等級のT-4等級とT-3等級に応じて、扉下部の閉鎖時に扉と床面の隙間をふさぐドアボトムと、専用の気密材を組み合わせた仕様としている。
また、従来の遮音ドアと比べて扉の厚みをスリムにした他、扉のハンドルには、これまでのグレモン錠に代えて「レバーハンドル錠」を採用したことで、軽い操作性とした。
参考価格は、間口が1.8メートルで高さが2.2メートルの場合、三方AT枠の両開き高遮音スチールドアは67万2000円(税込み、取付工事費および運搬費は別途)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.