安藤ハザマ興業は、安藤ハザマグループ内で国内3拠点目となる建設部材の製造工場が竣工したことを発表した。
安藤ハザマグループの安藤ハザマ興業は2021年4月21日、静岡県菊川市で建設を進めていたPCa(プレキャスト)部材の製造工場「菊川工場」が完成し、同年4月16日に開所式を執り行ったことを明らかにした。
今回完成した菊川工場は、静岡県焼津市の大井川工場、千葉県千葉市緑区の千葉工場に次いで、安藤ハザマグループにとって国内3拠点目となる建材製造工場。新工場は、需要が堅調な物流倉庫などの建築部材や大型シールド工事のセグメントなどといったコンクリート製品のさらなる生産力増強を目的に、既存工場を取得して、屋内・屋外に30トン門型クレーンを配置するなどの設備補強を行った。
完成した菊川工場の概要は、所在地が静岡県菊川市嶺田5100で、敷地面積が4万7276平方メートル。工場の延べ床面積は7059平方メートル。製造ラインは4ラインで、コンクリート打設では最大毎時100立方メートルの製造能力を有する。
安藤ハザマでは今後、既存2工場と併用して効率的に運用することで、品質の安定化と工期短縮による生産性向上、競争力強化を図っていく。
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