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» 2021年04月22日 13時00分 公開

延べ2.9万m2の複合施設が名古屋駅前で竣工、オフィスフロアの憩いの場は最上階に設置プロジェクト

三井不動産が愛知県名古屋市中村区で開発を進めていた複合施設「名古屋三井ビルディング北館」が2021年1月31日に竣工した。名古屋三井ビルディング北館は、JR在来線「名古屋」駅前に立地し、開放的な共用空間が備えられた環境配慮型のオフィスと商業施設で構成されている。

[BUILT]

 三井不動産は、愛知県名古屋市中村区で開発を進めてい複合施設た「名古屋三井ビルディング北館」が2021年1月31日に竣工したことを同年2月に発表した。

オフィスは1部屋当たりの専有面積が約1000m2

「名古屋三井ビルディング北館」 出典:三井不動産

 名古屋三井ビルディング北館は、S造(一部SRC造)地下2階/地上20階建て、高さは100メールで、延べ床面積は約2万9450平方メートル。

 所在地は愛知県名古屋市中村区名駅四丁目8番18号で、敷地面積は約2248平方メートル。交通アクセスは、JR在来線・東海道新幹線「名古屋」駅広小路口から徒歩4分、地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅から徒歩3分、名鉄名古屋本線「名鉄名古屋」駅から徒歩3分の立地。設計監理は日建設計で、施工は竹中工務店が担い、2018年6月22日に着工していた。

 同施設は、地下1階から地上2階までは商業エリアで、3階および5〜19階はオフィスフロアとなっている。

 商業エリアは、約13店舗が出店しており、地下1階は「キタチカ」という名称でドラッグストアなどが店を構え、2021年7月には喫茶店「カフェ・ド・クリエ」がオープンする。1階と2階は、ラグジュアリーブランド「GUCCI」のフラグシップショップがある他、2階には「資生堂ビューティーサロン名古屋店」が2021年秋に開業予定だ。

キタチカのイメージ 出典:三井不動産

 オフィスフロアは、1部屋あたりの専有面積が約1000平方メートルで、ガラス面を広くとった開放的な事務室を合計16室設置し、各階のオフィスにアクティブペリメーターを備えた。アクティブペリメーターは、事務室の中で最も明るく居心地の良い窓際を天井に搭載したダウンライトとスポットライトで照らし、床には落ち着いた色のカーペットを標準で敷くことで、自然に会話が生まれるコミュニケーションエリアを掲げるゾーニングコンセプト。一部のフロアには、貸室内から足を運べるバルコニーも設置した。

開放的で自然光が入る事務室 出典:三井不動産

 12階と13階には、三井不動産が法人向けに展開するシェアオフィス「ワークスタイリング名古屋」がオープンしている。最上階の20階には、オフィスワーカー専用の共用エリアであるリフレッシュガーデン「キタソラ」を配置。キタソラは、Wi-Fiが整備された空間で、アイランドキッチンを配備し、貸切にすることで社内懇親会にも利用できる。

事務室から直接出入りができるバルコニー(左)と空が見えるリフレッシュガーデン「キタソラ」(右) 出典:三井不動産

 災害時の対策として、オフィス専用部では、1平方メートルあたり15ボルトアンペアの電気を72時間供給する非常用発電機を備えるだけでなく、地震後10分以内に各階の被害を判定する建物被災度判定システムも採用している。水害発生リスクも踏まえ、電気室などの重要施設は4階以上に設置した。

 環境性能に関して、建物の窓には、高遮熱断熱Low-E複層ガラスを導入して熱負荷の低減を図り、全館の照明にはLEDを採用したことで消費電力を削減。加えて、オフィスロビーには、愛知県産杉材を活用し地産地消も考慮に入れている。

愛知県産杉材を活用した木ルーバーのオフィスロビー 出典:三井不動産

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