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» 2020年10月30日 07時00分 公開

リアルゲイトがコロナ対策を施したシェアオフィスを原宿で開業プロジェクト(1/2 ページ)

リアルゲイトはwithコロナを踏まえたオフィス開発プロジェクト「NEW STANDARD OFFICE」の第1弾として、東京都渋谷区千駄ヶ谷でオフィスビル「北原宿ビル」のリノベーションを2020年8月に完了し、オフィスビル「PORTAL POINT HARAJUKU」としてリニューアルオープンした。

[遠藤和宏,BUILT]

 リアルゲイトは2020年9月1日、東京都渋谷区千駄ヶ谷でオフィスビル「PORTAL POINT HARAJUKU」をオープンし、同日に内覧会を開いた。

 会場では、リアルゲイト 代表取締役 岩本裕氏がリアルゲイトが展開するシェアオフィスの動向を解説した。

屋上にミーティングスペース可能なスペースを配置

 PORTAL POINT HARAJUKUは1985年竣工の北原宿ビルを改修した建物で、SRC造地下1階/地上8階建てで、延べ床面積は3454.85平方メートル。所在地は東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-10で、用途は事務所、店舗、倉庫。

 リニューアル前の北原宿ビルは、地下1階が倉庫で、地上1階には店舗1軒とエントランスが設けられ、地上2〜8階はオフィスフロアで、屋上は空調室外機などが配置された設備置き場だった。

地下1階のオフィス(左)のドライエリア(右)

 PORTAL POINT HARAJUKUの地下1階には、天井高3.96メートルのオフィスと入居者専用のトランクルームとオフィスが設置されている。リアルゲイトは、地下1階の改修で、躯体壁を除去して広がりのあるオフィスエリアを構築し、SRF工法で構造補強を行った。

 リアルゲイトの担当者は、「地下1階のオフィスはドライエリア付きで、ドライエリアを活用して、地上1階から絵画や彫刻などの芸術品を搬入できるため、事務所としてだけでなく、ギャラリーとしても使える」と話す。

地上1階の店舗区画(左)と地上7階のスモールオフィス(右)

 地上1階は、エントランスと専有面積235.6平方メートルの店舗区画が設置されており、店舗区画は4分割にも応じている。2〜5階には、各階に専有面積325.73平方メートルのオフィスが1つずつ配置されている。6〜7階はスモールオフィスゾーンで、専有面積19.79〜96.34平方メートルのオフィスが、6階には7つ、7階には5つ設けられている。

 8階はシェアオフィスで、専用ポストなどが利用でき、什器(じゅうき)の設置や法人登記などが可能な固定ブース14席と、法人会員が使えるフリーデスク20席が設置されている。Web会議用とミーティングが行えるブースや通話が可能なフォンブースも設けられており、天井には時間帯によって温度と光量が変化する照明が取り付けられている。

左から、地上8階のシェアオフィス、固定ブース、フリーデスク

 「新型コロナウイルス対策として、シェアオフィスの座席は対面にならないように配置し、固定ブースの間仕切りには通気性に優れたものを採用して、室内の空気を循環するシーリングファンや空気清浄機を導入している。入り口には検温できるサーマルカメラを置いており、ユーザーがシェアオフィスを利用する前に体温を確かめられる。さらに、混雑状況を可視化するIoTデバイスを設置しているため、利用者がシェアオフィスの混み具合を調べられ、ゲストWi-Fiの時間制限などで長時間滞在を抑制している」(リアルゲイトの担当者)。

 屋上は、ウッドデッキと植栽で開放的なスカイテラスに仕上げられており、ミーティングが可能なスペースも配置されている。

屋上のスカイテラス(左)のミーティングスペース(右)
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