砂村氏は、3Dモデルと点群データを情報共有に用いる手法も解説した。3次元の情報を簡単に見られる3D PDFを使うと、打ち合わせや協議の場での効率化がもたらされる。3D PDFは、無料のソフトさえインストールすれば、ほとんどのPCで表示できる。また、データのサイズが小さくて済むので、メールにも添付しやすい。
この他、3Dモデルレビューソフトウェア「Navisworks」やInfiPoints、3Dビジュアライゼーションソフト「VRED」などを使ったプレゼンテーション例を紹介した。
Navisworksには、点群データや3Dモデルなど多種多様なデータを読み込み、モデル内を移動できるウォークスルー機能が備わっている。また、InfiPointsにはVR機能があり、より現実に近い仮想空間のイメージで現場確認が行える。
ちなみにInfiPointsでは、複数の計画モデルを登録することに対応している。これによって、提案内容を切り替えながら、比較しつつVR体験が可能となる。狭い場所や複雑な箇所は、3D画面よりもVRの方が分かりやすいという利点がある。
VREDは、レイトレーシングを利用し、非常に美しい表現が可能な3Dビジュアライゼーションソフト。VR機能もある他、モデルのクリックで扉を開閉するなど、動作を検証することにも応じている。
ジェイコフでは、VREDを導入してまだ日が浅い。砂村氏は、VREDの検証機能とVR機能を組み合わせ、「現実に近い形で、プラントの多様な動作確認までをできるように試行錯誤していく」と語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.