RIZAPグループは、新たに「RIZAP建設株式会社」を設立し、建設業界に本格参入する。
RIZAPグループは2026年4月14日、コンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」を早期に大量出店した知見を生かし、店舗内装施工を軸に建設業界へ本格参入すると発表した。「RIZAP建設株式会社」を設立し、独自の店舗開発スキームを外部に展開していく。
RIZAPグループは新たに「RIZAP建設」を設立し、建設業界に本格参入,RIZAPグループは新たに「RIZAP建設」を設立し、建設業界に本格参入した。写真はRIZAPグループ 代表取締役社長の瀬戸健氏(右)とRIZAP建設 代表取締役社長の幕田純氏(左) 出典:RIZAPグループRIZAPグループの子会社でRIZAPが展開するコンビニジム「chocoZAP」は2023年1月24日〜2024年1月23日までの「1年間で世界最多となる1020店舗の24時間営業ジムを出店した」ことがギネス世界記録に認定されている。この大量出店の過程で、物価高騰や人材不足などの建設業界の動向や、多重下請け構造などの商習慣などの課題に直面したという。そこで、これらの課題解決のために、店舗開発や運営の仕組みを内製し、「ネットワーク型SPAモデル」として独自手法を確立した。
RIZAPグループが確立したネットワーク型SPAモデルは、「直取引」「直雇用」「直発注」という3つの「直」で構成されている。直取引としては、製造工場との直接取引を行うことで、中間コストのカットを実現する。直雇用は、職人を社内で育成し現場の機動力を高めることを目指す。直発注は、従来の多重下請け構造から脱却し、中間マージンを徹底排除することを指す。3つを徹底することで、チョコザップ出店時の過去実績と比較して、施工費用を25〜30%削減し、工期も2分の1に短縮され、その上で品質も確保できるという。
この確立した手法が評価され、出店支援の相談を受けたことから外販を開始し、既に2025年10月〜2026年3月の半年間で186店舗を施工した。今回、これまでの実績を踏まえ、建設業界に本格参入することを決めた。
今後はグループ内リソースだけでなく、社外からも広くキャリアチェンジ希望者を受け入れ、事業拡大を目指す方針だ。既にRIZAPグループ内でのDX(デジタルトランスフォーメーション)などの生産性改善の実績として、最大500人の人材をリスキリングによりRIZAP建設にシフトしているが、さらに外部からの人材募集も進める計画だ。
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