CBREは、ドイツのファンド運用会社ユニオン・インベストメントが渋谷に保有するオフィスビル2棟のLEED認証取得をサポートをした。2棟はGold認証を取得した。
CBREは2019年12月11日、ドイツのファンド運用会社ユニオン・インベストメントが渋谷に保有するオフィスビル2棟について、LEED認証を取得するサポートをし、プロジェクトを完了したことを発表した。「渋谷プライム」と「J6 Front Building」の2棟が、LEEDのO+M(既存建物の運用・保守)分野においてゴールド認証を取得した。
CBREは、2017年11月にユニオン・インベストメント・リアルエステート・アジアパシフィックより、東京都内に保有する物件のLEED認証の取得に関するコンサルタント業務を受託。LEED認証基準にあたる各種項目評価、検証業務、審査機関への提出書類認証を含めた業務をサポートした。特に、LED照明の導入など省エネルギーへの取り組み、廃棄物の分別管理、節水への取り組み、適切な空調・換気による空気質の維持管理、屋内喫煙室の適合化などで高評価を得た。
LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)認証とは、アメリカのグリーンビルディング協会が所轄する、建築物における建物運用、廃棄物管理、水やエネルギーの効率的な利用などに対する取り組みを評価するグローバルスタンダードな第三者認証制度。評価レベルにより、Platinum、Gold、Silver、Certifiedの4段階のレベルに格付けされる。
CBREは、今後増加していくと考えられる日本におけるLEED認証の取得サポートを含め、環境負荷や省エネルギー性能に配慮した取り組みをさらに強化していくとしている。
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