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» 2019年12月16日 08時00分 公開

業界動向:クラッソーネとリビン・テクノロジーズ、空き家解体/土地売却を低コストで

建設テックのクラッソーネと不動産テックのリビン・テクノロジーズが2019年12月から業務提携を開始した。解体施主と解体工事会社のマッチングサービスを拡充し、家付きの土地を低コストで売却したい施主のニーズに対応する。

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 解体工事・エクステリア工事の一括見積サービス「くらそうね解体」「くらそうねエクステリア」を運営するクラッソーネは、不動産の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジーズと12月2日から業務提携を開始した。空き家や古い戸建てが建つ土地を売却したい不動産オーナーを対象に、低コストでの家屋解体・土地売却をサポートしていく。

リビン・テクノロジーズ 代表取締役社長・川合大無氏(左)、クラッソーネ 代表取締役・川口哲平氏(右) リビン・テクノロジーズ 代表取締役社長・川合大無氏(左)、クラッソーネ 代表取締役・川口哲平氏(右) 出典:クラッソーネ

 今回の業務提携により、リビンマッチの操作画面上に解体工事の見積もりを依頼できるチェックボックスが設置された。家付き土地の売却を希望するリビンマッチ利用者が、土地売却と合わせて家屋の解体も希望する場合は、リビンマッチの画面上で解体工事見積もり希望欄にチェックを入れる。するとリビンマッチのオペレーターから「くらそうね解体」の利用案内が届く。案内を承諾した利用者には、くらそうね解体のスタッフが直接連絡をし、価格や評価など解体工事会社に関する情報を紹介するという流れだ。

リビンマッチの画面イメージ。解体工事見積を依頼するチェックボックスが追加された リビンマッチの画面イメージ。解体工事見積を依頼するチェックボックスが追加された 出典:クラッソーネ

 空き家問題や自然災害の拡大に伴い、解体工事に対するニーズが全国で増加し続けている。しかし多重下請けの業界構造が壁となり、施主が解体工事会社へ直接発注する方法は少ない。そのため施主は、工事会社を取りまとめる元請け企業に手数料を上乗せして発注する必要があった。

 この問題に着目したクラッソーネは、2011年4月からくらそうね解体の提供を開始。解体工事を希望する施主とくらそうね解体に登録する解体工事会社のマッチングを仲介してきた。現在、解体工事会社の登録数は1200社に及ぶ。

 クラッソーネでは、今回の業務提携により年間約1000件の相談件数増を見込んでいる。今後も土地活用サービスや福利厚生サービスを展開する企業との連携を予定しており、相談件数を現在の2倍にすることを目指す。

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