開発期間が終了、河川の土砂災害に対応する「水陸両用の運搬ロボット」第14期 第11回出展技術発表会(3/3 ページ)

» 2019年10月29日 05時46分 公開
[石原忍BUILT]
前のページへ 1|2|3       

各地配備や量産化を目指す

 開発期間が終了した2019年度からのプロトタイプ機「CASTOR(カストール)」の利用計画では、土木研究所が機体の保有と管理を行い、運用や現場対応性に関する研究開発の継続と、非常時に出動・利用可能な体制を整える。

 組合の活動方針では、機能の拡充や適用範囲の拡大といった研究開発を続け、長期間の実利用を踏まえた性能評価と改良、さらに各地への機器の配備や量産化に向けた検討を進めていくとしている。

プロトタイプ機「CASTOR」
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.