トプコンは、三次元計測において作業時間と作業人員を半減できる、回転式レーザースキャナー搭載のトータルステーション「GTL-1000」を発売した。
トプコンは2019年10月3日、「世界初」(同社)となる回転式レーザースキャナーを搭載したトータルステーション「GTL-1000」を発売したと発表した。
トータルステーションとレーザースキャナーが合体しているため、従来法に比べて作業時間と作業時間を半減でき、導入コストの削減も可能となった。
GTL-1000は搭載した回転式レーザースキャナーによるフルドームスキャニングにより、室内、屋外構造物の全方向の3D点群データから形状を取得できる。また、計測に使用するフィールドソフトウェア「MAGNET Field」をインストールしたデータコレクタの利用で、離れた場所から操作可能。さらに、モータードライブトータルステーションとして、自動視準観測や自動追尾によるワンマン測量が可能であり、自動対回観測に対応し基準点測量も行える。
これまでの点群計測作業においては、トータルステーションで基準となる点の座標計測を行った後で、スキャナーによる計測が必要だった。
大林組の土量測量アプリに“AR版”が登場、作業時間を9割短縮
「地形状況監視システム」を路面形状のモニタリングで訴求、変状を体積差分で“見える化”
工事現場データの効率的な共有と可視化を促進するクラウドサービス
3Dレーザー計測の4つの課題を解決するソフト「Galaxy-Eye」とハンディスキャナー「F6 SMART」
3Dトンネル点検システム各地整へ導入、交通規制不要
BIMと連携した位置認識システムで、施工自動化の基盤となる自律走行ロボを開発
レイアウトナビゲーターとBIM 360を活用した墨出しポイント取得ワークフローCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10