WAKUWAKUが提供する写真共有サイト 「fully」がリニューアルオープンした。登録ユーザーが住宅やインテリアに特化した写真を投稿・共有することで、理想の住まいを求める人の情報収集ツールとなるほか、設計・施工会社やデザイン会社とユーザーとのマッチングも期待できる。
不動産テックカンパニーWAKUWAKUは2019年9月、同社が提供する住宅・インテリア情報共有サイト「fully」を写真の投稿・共有に特化したメディアとしてフルリニューアルした。
fullyは、『「らしい」暮らしのつくり方を知ることができる』をコンセプトとする、住宅およびインテリアに特化した写真共有サイト。メインターゲットは、住宅購入を検討している人、リノベーションやDIYのイメージを膨らませていきたい人などだが、リニューアル間もない現在は、主にWAKUWAKUが抱えるユーザーやリノベーション専門家などがユーザー登録し、お気に入りの空間やデザイン、DIYしたアイテム、自社商品などに関する写真を投稿し共有している。
タイムラインに表示される写真には、「#レトロ」「#和」「#リノベーション」といったハッシュタグが付けられ、ユーザーの検索性を高めている。fully全体のハッシュタグを一覧できるページもあるため、特定のキーワードで検索をかけ、ヒットしたタグから写真をまとめて閲覧することも可能だ。
Instagramに代表される写真投稿サービスは、単なる投稿・共有だけでなく、新しい商品やサービスを発見する情報収集ツールとしても活用されている。fullyが「住」に関する写真投稿に特化してリニューアルしたのも、こうしたSNSの多用途化が背景にある。
今後についてWAKUWAKUは、fullyを通じたユーザーと設計・建設・リノベーション会社とのマッチングや、同社が運営する建材ECサイト「HAGS」への導線になるような連携を行い、既存事業とのシナジー効果を図っていくとしている。
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