トンネルや地下といったスマホ圏外では、坑内Wi-Fiを経由すれば使用でき、さらに完全な閉環境だけでネット接続させるオプション対応も用意されている。
カメラは別途、前のバージョンにあたる「テレビdeワン-Fielder」として、オートフォーカスや手ブレ防止機能が付属したソニー製のアクションカメラに変更することも可能だが、その場合は通信にIAP(インテリジェント・アクセス・ポイント)機器が必要となる。
ベイビックの担当者は、「オリジナルカメラのモデルは、協力会社にも広く使ってもらうため、IAP機器を内蔵させ、その分で価格を抑えた。開発時に、スマートグラスなどは視界が遮られるため、高所から転落する可能性があるとのゼネコンからの指摘を受け、ヘルメットにカメラを取り付けるタイプとした。今期中に500セットの販売を目指したい」と話す。
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