フツパーは、建設現場などを対象に、既設/新設カメラと連携して不安全行動をリアルタイムに検知する安全管理AIプラットフォーム「OwloX」の先行提供を開始した。
フツパーは2026年10月1日、建設/製造/プラント/物流などの幅広い現場を対象に、既設/新設カメラと連携して不安全行動をリアルタイムに検知する安全管理AIプラットフォーム「OwloX(オウルクス)」の先行提供を開始したと発表した。
OwloXは、現場に設置したネットワークカメラの映像をAIで解析し、作業員の不安全行動を自動検知するプラットフォーム。フツパーが製造業向けAIの開発で培ったリアルタイム画像認識と映像解析の知見を活用し、業界横断で利用できる安全管理基盤の構築を目指している。
既設のネットワークカメラとの連携に対応する他、新設カメラを含めた環境構築も可能。映像取得からAIによる危険検知、管理者への通知までを一貫して実装できる。検知結果はダッシュボードで確認できる他、メールやグループチャット、現場アラート機器への通知にも対応する。
主な検知項目は、高所作業時のハーネスフック未使用やヘルメットなどの保護具の未着用、重機と作業員の近接、クレーン作業時の吊り荷下への侵入など。さらに、開口部や縁辺など墜落/転落リスクのあるエリアへの接近、設定した立入禁止区画への侵入、構内での車両の不安全運転、炎や煙などの火気異常も検知対象とする。資材の散乱や手すりの欠損といった不安全な現場環境の指摘も検知項目に含む。これらの検知項目には今後の対応予定分も含まれており、現場のニーズに応じて順次拡充する方針だ。
今回の先行提供では、建設、製造、物流などの現場で実際にOwloXを運用しながら、機能拡充とAIの検知精度向上を図る。先行提供期間中は一部機能に限定し、参画企業と共同で検証や改善を進める。
中長期的には、AIエージェントによる安全管理業務の高度化や視覚言語モデル(VLM)、ワールドモデルを活用した不安全リスクのシミュレーション、大規模言語モデル(LLM)を基盤とする現場向けドキュメント管理も視野に入れる。
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