AZxは、AIによる人や車両の検知と自動警告機能を搭載した防犯カメラ「MF2A」「MP2A」の受注を開始した。電源設備のない建設現場でも運用できるソーラー電源パッケージも用意する。
AZxは2026年10月1日、建設現場や土木現場での金属資材、重機などの盗難対策に向け、防犯機能を強化したカメラ2機種の受注を開始したと発表した。固定式の単焦点カメラ「MF2A」と、首振りやズーム操作に対応したPTZカメラ「MP2A」を展開する。
新製品は、AIによる侵入者の検知と自動警告機能を備える。AIで人や車両を検知して管理者にメールで通知。侵入者に対してはサイレン音などで自動警告できる。MF2Aはフラッシュ光による警告にも対応する。スマートフォンアプリを通じて遠隔からリアルタイムで声をかける双方向通話機能も搭載した。
AI検知では、人と車両を識別して検知対象を絞り込める他、検知エリアや時間帯を設定可能。誤報を減らし、監視対象に応じた通知を受け取れる。
MF2Aは、400万画素の固定式広角カメラで、最大解像度は2688×1520ピクセル。水平104度、垂直54.4度の視野角を備える。白色照明による夜間のフルカラー撮影と赤外線暗視に対応し、照明照射距離は最大40メートル。AIによる人や車両の動体検知に加え、妨害検知とシーン変更検知の機能を搭載する。
MP2Aは、360度を見回せるPTZカメラ。スマートフォンアプリから水平と垂直方向の首振り操作ができ、光学4倍とデジタル8倍を組み合わせた最大32倍ズームを備える。最大解像度は2560×1440ピクセル、400万画素で、赤外線暗視の照明照射距離は最大20メートル。AIによる人や車両の動体検知、妨害検知、音声異常検知に対応する。防犯用途に加え、工事現場の作業進捗や安全監視にも活用できる。
両機種とも約17日間の録画が可能で、防塵(ぼうじん)と防水性能はIP66に準拠する。通信SIMを内蔵しており、NTTドコモの通信回線を使用する。4G/LTE/3G通信に対応し、外部のインターネット回線を敷設せずに遠隔監視を始められる。
電源設備のない場所向けには、ソーラー電源パッケージも提供する。コンセントを確保できない工事現場や農場でも、独立した電源によるカメラの運用が可能になる。
AZxは新製品の提供に合わせ、2026年10月1日から料金プランを改定した。従来のプランを統合し、短期レンタル向けの「スポットプラン」と、費用を抑えた「レギュラープラン」の2種類を用意する。
レギュラープランの月額レンタル料金は、MF2Aが7700円から、MP2Aが8470円から。最低利用期間を1カ月に短縮し、建設現場での試験導入や短期間の利用に対応する。既存契約者の契約内容や料金プランに変更はない。
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