テクノホライゾンは、暗所や低画質の映像を即座に鮮明化する専用装置「清眼 -SEIGAN-」を発売した。インフラ点検や設備管理、防犯、さらにはAIの画像解析向上など、幅広い用途での活用を見込む。
テクノホライゾンは、独自の画像処理技術を結集した画像鮮明化装置「清眼 -SEIGAN-」の受注を2026年9月30日から開始すると発表した。社会インフラの点検や工場の設備管理、警察の防犯や捜査など、幅広い現場での活用を想定している。
近年、社会インフラの老朽化に伴う点検業務や防犯対策の高度化により、現場で撮影された映像や画像データの有効活用が求められている。しかし、暗所や狭小、逆光といった劣悪な環境下での撮影では、構造物の微細なひび割れや映像内の重要情報が判別しづらく、確認作業の難航や見落としのリスクが課題となっていた。
清眼は、テクノホライゾンが長年培ってきた画像処理やカメラ技術を活用し、低画質映像から「見えなかった情報」を直感的に可視化する。ダイナミックレンジ拡張やオートホワイトバランス、エッジ強調、人物や構造物の鮮明化機能を標準搭載し、動画と静止画を問わず鮮明な映像へと補正する。
専用コントローラーのジョグダイヤルとスイッチを用いることで、複雑なパラメーター設定を不要にし、専門知識のない作業員でも簡単に操作できる。
また、配管のクラック判定や欠陥検出を行うAI自動判定システムの前段処理として利用することで、画像品質が向上し、AIの判定精度の安定化と誤検知の削減にも寄与する。
セキュリティが重視される現場に配慮し、完全オフラインでの運用にも対応した。内部ストレージには鮮明化された画像データとともに、適用した「処理設定ステータスログ」も記録し、作業の透明性と再現性を確保する。
今後は新製品を通じ、あらゆる産業分野での点検や解析の精度向上を後押しする提案をしていく。
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