ダイヤ工業は、清水建設と共同開発した腕特化型の掘削作業用アシストスーツ「DARWING Lift Up AS」をフルモデルチェンジした。「装着に時間をかけたくない」という現場の声に応え、構造を見直し、10秒で装着が完了する。
ダイヤ工業は2026年4月、清水建設と共同開発した腕特化型アシストスーツ「DARWING Lift Up AS(ダーウィン リフト アップ エーエス)」を現場の要望に応える形でフルモデルチェンジした。
ダイヤ工業と清水建設は2020年、腕と腰をアシストするアシストスーツ「DARWING ワーキングアシストAS」を共同開発。その後、過酷な現場で製品を使用し続ける中で、「機能は良いが、もっと簡単に着られるものがいい」「夏場は暑くて着ていられない」といった要望が寄せられたという。
そこで新モデルでは構造をゼロから見直し、リュックのように背負って手首を通し、ベルトで調整するだけのシンプルな着用方法に変更した。約10秒で素早く装着可能で、作業の邪魔にならない。
また、重量物を持って上げ下ろしする際の腕のサポートに強化。ゴムの伸びるや縮む力を利用し、腕の筋肉をゴム(人工筋肉)でアシストする。地面や膝付近からの持ち上げだけでなく、腰の高さからの持ち下ろし動作にも対応し、急激な負荷の発生を抑える。
従来の一体型から、腕と腰のアシストを切り分けた。作業内容や体調に合わせ、「腕のみ」「腕+腰」を自由に選べる。腰サポートを要する場合は、ダイヤ工業の「bonbone メッシュアクションギア クラシック」との併用を推奨している。
背面には、保冷剤を収納できるポケットを設け、夏場の作業環境にも考慮した。Lサイズで140グラムの軽量設計となっており、長時間の使用にも対応する。主な利用シーンとしては。土木や掘削作業でスコップ作業や反復動作、草刈りで機械の長時間保持、物流倉庫での床積みの荷物の持ち上げやパレットの積み替えなどだ。
価格は一般販売向けに1万4300円(税込み)の予定。
清水建設と共同開発したアシストスーツを刷新 腕アシストを強化し装着を簡素化、ダイヤ工業
配電工事に特化した複合動作アシストスーツを開発、ダイドー×関電工×ニシヤマ
大和ハウスに採用された片足2キロの軽量アシストスーツ、2021年に外販開始
30kgの重量物をラクラク肩まで持ち上げ!人工筋肉でサポートするロボットスーツ「マッスルアッパー」
腰の負担を大幅に軽減、清水建設と共同開発した建設向け“アシストスーツ”の性能を体験
アシストスーツ市場の拡大を目指し、メーカー4社が「アシストスーツ協会」を発足Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10