積水ハウスは、建設現場の熱中症対策を強化し、エアコン付き小型休憩施設「ひんやりBOX」を全国の建設現場で約100台規模に拡大する。
積水ハウスは2026年6月8日、建設現場の熱中症対策を強化する「現場クールプロジェクト」を拡大展開し、エアコン付き小型休憩施設「ひんやりBOX」を全国の建設現場において約100台規模で活用すると発表した。
ひんやりBOXは積水ハウスが日野屋と共同開発した小型休憩施設で、仮設トイレに用いられる躯体を活用している。大型休憩施設の設置が難しい戸建住宅や都市部の賃貸住宅建設現場でも導入しやすい仕様とした。内部にはベンチやテーブル、イスを配置し、本体背面にウィンドウエアコンを設置。積水ハウスの研究施設内で実施した試験では、外気温44℃相当の条件下で室温20℃を記録し、室内温度の低減を確認したという。
積水ハウスは2025年、10支店12現場でひんやりBOXのパイロット運用を実施した。現場からは、暑熱環境下での休憩場所確保や熱中症対策への意識向上につながったとの声があった一方で、従来の仕様では現場搬入後にエアコンの取り付け/取り外しが必要で、未使用期間中の保管場所確保も課題となっていた。
2026年は搬入時点でウィンドウエアコンを組み込んだレンタル仕様へアップデート。設置準備や撤去対応を簡素化するとともに、エアコン保管負担の軽減を図り、現場でより活用しやすい運用を目指す。
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