プランテックは、バングラデシュを代表する建築家ラフィーク・アザム氏の作品集出版記念レセプションを六本木の国際文化会館で開催した。隈研吾氏ら第一線の建築家が集結し、「グリーンアーキテクチャ」をテーマにした刺激的なトークセッションを繰り広げた。
プランテックは2026年5月13日、バングラデシュを代表する建築家のラフィーク・アザム(Rafiq Azam)氏の最新作品集『OLD DHAKA-NEW STORY』の出版を記念した特別レセプションを東京都港区六本木の国際文化会館で開催した。
会場には、国内外で活躍する有力建築家やデザイナー、業界関係者ら約80人が来場。日本を代表する精鋭建築家たちによる豪華なトークセッションや国境を越えた熱い交流の場となった。
第1部では、プランテック 代表取締役社長 執行役員 小山直行氏と、執行役員 国広ジョージ氏のあいさつに続き、本イベントのために来日したアザム氏が登壇。アザム氏は、都市の過酷な環境をオアシスへと変える自身の設計思想「グリーンアーキテクチャ」についてプレゼンテーションした。
水彩画家としての顔も持つ、アザム氏の詩的でありながらも環境に寄り添う、独自の建築アプローチや会場で上映されたドキュメンタリー映像は、会場全体を独特の世界観に深く引き込んだ。
後半のトークセッションでは、隈研吾氏、黒川雅之氏、手塚貴晴氏、村松伸氏が壇上の上り、グローバルな建築シーンの「自然と建築の共生」や「これからの都市の在り方」について、それぞれの深い知見を交えた刺激的な議論を交わした。
第2部では、古谷誠章氏が乾杯の音頭をとり、名作建築として名高い国際文化会館の趣(おもむき)ある空間を舞台に、立食形式の交流レセプションを催した。
これほど多くの第一線で活躍する実務建築家が、プライベートな交流のために一堂に会する機会は極めて珍しい。会場のあちこちで、アザム氏の作品集を片手に意匠や技術、未来の建築プラットフォームの実現に向けた熱心な意見交換が行われた。
イベントのプロデューサーを務めたプランテックの国広氏は、「今回のイベントを通じて強く感じたのは、建築は単なる作品発表ではなく、人や文化、思想、都市を国境を越えて結び付ける力を持つということだ」と手応えを語る。さらに、「プランテックが持つ組織力と国際性、そして日本建築界の知的蓄積を融合させることで、新たな対話の場を創出できた。今後も世界と日本をつなぐ“建築文化のプラットフォーム”として活動を続けていきたい」とコメントを寄せた。
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