ガデリウスは、チェコの完全電動で遠隔操作のスキッドステアローダー「Walleat」シリーズなど、建機5ラインを日本市場で発売した。高さ70センチの極小ボディーで300キロを運び、排ガスと騒音を出すこともない。
ガデリウスは2026年6月15日、チェコ共和国の電動建機メーカーFIRSTGREEN Industries(ファーストグリーン インダストリーズ)製の完全電動/リモートコントロール式スキッドステアローダー「Walleat(ウォーリート)」シリーズなど建機5ラインについて、日本市場での販売を開始したと発表した。
Walleatはキャビン(運転席)を完全に廃止し、高さわずか70センチ、車体幅79センチという超コンパクト設計のバッテリー駆動型スキッドステアローダーだ。小型機体でありながら最大300キロの積載能力を持ち、砂利やがれきの積み込みや搬送を力強くこなす。
プラントのベルトコンベヤー下やトンネル、地下空間など、天井が低く建機が入り込めない場所では、これまで作業員が人力で粉塵(ふんじん)にまみれながら、清掃や重労働を行うしかなかった。
Walleatは、最大50メートル離れた場所からリモートコントロール可能だ。完全電動のため、ディーゼル排気ガスを出さず、騒音も極めて少ない。オペレーターが危険区域へ立ち入ることなく、健康リスクなしの状態で重作業を遂行できる。
ガデリウスは、神奈川県寒川町でWalleat実機のデモンストレーションを披露した。資材や機材の搬送を想定した走行やリモコンによる遠隔操作で、コンパクトな車体の機動性やリモートコントロールによる安全性を紹介した。デモ参加者からは、ベルトコンベヤー下の清掃作業や地下、屋内空間での搬送作業、工場内清掃用途などへの活用が期待できるとの声が寄せられたという。
ガデリウスは「Walleat」の他、工場内清掃に向く機体幅79センチの「Mini-z」、建設や解体、資材搬送などに適する「CBL」、用途に応じて出力を調整可能な「Elise(エリーゼ)」シリーズといったFIRSTGREEN製品の計5ラインを展開するという。
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