最新版では、前のバージョンに比べて既存機能も強化した。代表例が「安全AIソリューション」だ。昨今の現場では、人手不足ゆえに経験が浅い若手監督の配置が多くなっている。また、日本の建設現場に慣れていない、外国人も増えている。そのため、日々の安全衛生をどう標準化して管理するかが喫緊の課題となっている。
eYACHOでは、AIが参考情報を基にリスクや対策を出力する「自動モード」と、AIと対話しながら作業者自身が選択してリスク対策を作成する「インタラクティブモード」を用意。インタラクティブモードでは、現場の実態や作業内容に即して施工管理時の安全検討(リスクアセスメント)を行える。そのため、属人的な知識や経験に依存しない、安全で効率的な現場運営が実現する。
AIが引用するソースは、厚生労働省が公開している災害事例のデータや建設関連法令の他に、各種リスク管理マニュアルにも対応した。自社で蓄積している労働災害データベースがあれば、工種などによって、オープンデータによる未然防止や自社データを活用した再発防止というように使い分けも可能になる。
他にもブースでは、レイヤーの表示/非表示や追加/削除を一括で行える「レイヤー操作」、生成AIを使って帳票が作れる「帳票の電子化」、データが同期するパフォーマンスを向上させて運用負荷が軽減した「フォルダ管理/高速化」など、かゆいところに手が届く利便性を高める機能も強化したことを紹介した。
施工管理支援アプリ「eYACHO」、4年ぶりのメジャーバージョンアップ 工事写真も計測値も自動で整理
MetaMoJiが大林組や安衛研と現場の労災リスクを可視化する技術を開発
デジタル野帳「eYACHO」に工事写真台帳や出来形管理表を自動生成する新機能
平均年収1000万円を目指す焼津の橋本組、現場の若手支援に「GEMBA Talk」活用
手書きの文字入力が建設現場を変えた MetaMoJi創業者が現場DXにかける思いとは
“現場DX”を実現するAI×デジタルツイン 熟練者の技能をモデル化などの最新論文【土木×AI第27回】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10