日本精機は、油圧ショベルに後付けで3Dマシンガイダンス機能を付与するセンサーキットの受注を開始する。測量/計測アプリとの連携により、測量とマシンガイダンスをシームレスに切り替えて作業できる。
日本精機は2026年1月26日、油圧ショベルに後付けで3Dマシンガイダンス機能を提供するセンサーキット「Holfee(ホルフィー) 3D」を開発したと発表した。3トン〜最大20トン(バケット容量約0.1〜0.8立方メートル)に対応。受注開始は2026年2月21日を予定している。
Holfee 3Dは、日本精機が主力の車載部品事業で培ったセンサー技術を生かし、複数社と連携して開発。推奨機種は3〜12トンクラス(バケット容量約0.1〜0.45立方メートル)で、自動追尾トータルステーション方式を採用している。
システムは、Holfee 3Dに加え、マイゾックスの専用プリズム「KIRA640 Holfeeセット」、建設システムの測量/計測アプリで構成。低コストに導入でき、操作も直感的で分かりやすため、中小規模工事の現場での活用を見込んでいる。
位置/角度調整作業は、モバイル端末で撮影した画像からセンサーの取り付け誤差を補正する「写真キャリブレーション」により、2人で約30分の短時間で完了。さらに、連携する他社の測量/計測アプリ上で起動し、測量作業とマシンガイダンス作業をシームレスに切り替えられる。測量と施工工程がスムーズにつながり、掘りすぎや掘り残しなどのリスクを低減。土工作業の生産性向上と高精度な施工を支援する。連携アプリが対応する自動追尾トータルステーションであれば既存機器でも使用可能。
今後は、土木/建築業者や外構業者、設備業者などを対象に、建機レンタル/販売代理店を通じて展開する。
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