生成AIとの対話でBIMモデルを作成できるクラウドサービス「ACIMUS」がモバイルにも対応し、スマホやタブレットからも、BIMモデルの生成や編集が可能になった。他にも手書き指示でパースを再生成する「AIペンスケッチ」、住所設定だけで実在の街並みを建築パースの背景に実装する「3Dマップ」の新機能も搭載した。
ACIMUS(アキムス)は2026年3月31日、生成AIとの対話でBIMモデルを作成できるクラウドサービス「ACIMUS」で、「モバイルBIM」「AIペンスケッチ」「3Dマップ」の3機能を同時リリースした。
ACIMUSは、専用ソフトのインストールは不要で、生成AIとの対話(チャット)だけでBIMモデルの作成や編集が可能なサービスだ。設計者をはじめ、営業担当者やBIM未経験者でもBIMモデルを直感的に作成できる。独自のアプローチ「LiteBIM(ライトBIM)」により、企画から基本設計まで(BIMの詳細度:LOD100〜300)の前工程に特化したBIMの作業環境を提供する。
作成したBIMモデルはIFC形式(2x3/4/4.3)にエクスポート可能な他、RevitやArchicadなど既存BIMソフトともシームレスにデータ連携する。
今回、追加したモバイルBIMの機能によって、従来のPCに加え、スマートフォンやタブレットのWebブラウザからの操作にも対応した。オフィスのPCにとどまらず、商談や打合せの場でもBIMモデルの閲覧/編集/パース生成が実現する。
インタフェースも画面の向きに応じて自動で切り替わる。縦向きでは3Dキャンバスを最大化し、画面下部からスワイプで操作する「ボトムシート」方式を採用。横向きではPCに近いレイアウトとなり、デスクトップに近い操作感で使える。
現時点ではエクスポート機能など一部の機能に制限があるものの、主要な機能はモバイルでもPC版同様に利用できる。
ChatBIM「ACIMUS」のモバイルBIM画面。縦向きでは生成AIとの対話でBIMモデルを操作する画面例(左)、横向きではPC版に近いレイアウトで操作が可能(右) 出典:ACIMUSプレスリリースBIMのオブジェクトの操作は、柱や壁、窓、天井、床などをタップやスワイプで作成や編集できる。「この壁に窓を付けて」「リビングに椅子を置いて」など日本語によるチャット入力でリアルタイムにモデル生成が可能で、建築法規Q&A(建築基準法、都市計画法、消防法)にも対応する。さらに、バーチャルジョイスティックを用いたウォークスルー機能も備え、発注者などに空間体験をその場で提示できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10