サンケイビルが宮城県富谷市で開発を進めてきたマルチテナント型物流施設「SANKEILOGI仙台泉」が2025年10月31日に竣工する。
サンケイビルは、宮城県富谷市で開発を進めてきたマルチテナント型物流施設「SANKEILOGI仙台泉」が2025年10月31日に竣工すると発表した。サンケイビルが手掛ける「SANKEILOGI」シリーズ第6弾で、東北エリア初進出となる。
SANKEILOGI仙台泉はハザードマップ上で浸水/土砂災害想定区域に該当していない高台エリアに立地し、災害リスクを抑えた物流拠点としてBCP対策に貢献する。東北自動車道泉インターチェンジから約1.6キロ、国道4号線が交わる立地で、仙台市内までは30分圏内。新興住宅地が近く雇用確保の機会にも恵まれているとしている。
敷地面積は8651.66平方メートル、延床面積は1万5185.16平方メートルで、S造、地上4階建て(倉庫床は3階分)。設計・施工は鉄建建設 東北支店。2024年9月に着工した。
プラットフォームは高床式(1.0メートル)で、床荷重1.5トン/平方メートル、梁(はり)下有効天井高は5.5メートル(3階部分は6.5メートル)を確保。荷物用エレベーター2基と垂直搬送機2基を備え、ドックレベラーも1基(将来的に2基対応可)を実装している。バース数は16台。
施設内には事務所区画を2カ所に配置。約1700坪単位での分割貸しにも対応する。周辺に多い小売/食品関連企業や半導体関連業種の需要にも応える。
また建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)で最高ランクの6つ星評価と「ZEB Ready」認証を取得。654キロワットの自家消費型太陽光発電設備(2026年3月運用開始予定)を備えた。
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