イタンジは、不動産賃貸仲介会社向けの業務支援サービス「ITANDI 賃貸仲介」に、図面をアップロードするだけで、AIが初期費用見積書を生成するオプション機能を追加した。従来Excelなどへ手作業で転記して作成していた帳票作成作業が効率化できる。
イタンジは2025年8月20日、賃貸仲介の業務支援サービス「ITANDI 賃貸仲介(旧「ノマドクラウド」)」で、新機能となる「AI帳票生成オプション」の提供を開始した。
賃貸借契約書や物件図面などをITANDI 賃貸仲介にアップロードするだけで、自動で情報を読み取って帳票を生成する。
不動産仲介会社では、賃貸借契約書や物件図面をもとに、取引台帳や見積書などの各種帳票を作成する業務が日常的に行われている。しかし、帳票は顧客名や物件名を毎回Excelなどに転記しながら作成するケースも多く、大きな手間となっている。
AI帳票生成オプションは、物件図面、契約書、請求書をアップロードするだけで、自動で物件名などの情報を読み取り、初期費用見積書、重要事項説明書/取引台帳、仲介手数料/広告費の請求書、一体型請求書を生成する。作成した帳票は顧客データに紐づけられて自動保存されるため、必要な帳票をすぐに呼び出して関係者に共有できる。
利用にあたって現在利用中の帳票レイアウトを変更する必要はなく、既存レイアウトをそのまま使える。読み取った内容は、ITANDI 賃貸仲介の画面上で、原本と比較しながら確認や修正が可能で、転記ミスも防げる。
ITANDI 賃貸仲介は、不動産賃貸仲介会社向けの業務支援サービス。入居希望者の条件に合った物件情報の自動メール送信機能、顧客管理(CRM)/営業管理機能、チャットやLINEでのコミュニケーション機能、入居希望者専用マイページ機能など、賃貸仲介の営業活動に必要な各種機能を備えている。
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