セーフィーは2027年春から、小型/軽量のクラウドカメラ「Safie CUBE」の提供を開始する。Wi-FiとLTE通信に対応する2モデルを展開し、建設現場の施工進捗の遠隔確認や映像データを活用したAI解析への活用を目指す。
セーフィーは2026年10月30日、小型/軽量のクラウドカメラ「Safie CUBE(セーフィー キューブ)」を2027年春から提供すると発表した。Wi-FiとLTE通信に対応する2モデルを展開し、建設現場の施工進捗の遠隔確認や、収集/蓄積した映像データのAI解析への活用を目指す。
Safie CUBEは、小型/軽量設計と導入しやすい価格設定により、通信環境や導入コスト、設置の手間といった制約を軽減し、多台数設置を促進する。既存カメラで撮影してきた現場の要所に加え、さまざまな場所から映像を取得することで、より広範な状況把握を支援する。
Wi-Fiモデルの「Safie CUBE」とLTE通信を内蔵する「Safie CUBE-L」を用意し、店舗や施設などの屋内からWi-Fi環境が整っていない建設現場や屋外まで、通信環境に応じた映像取得が可能だ。高画質のナイトビジョンに対応し、暗所でも映像を記録できる。IP65相当の防塵/防水設計により、屋外での運用にも対応する。給電にはACアダプターを使用する。
提供形態は販売とレンタルの2種類で、レンタルでは初期費用を抑えながら、必要な台数を必要な期間だけ導入/運用できる。なお、製品仕様は開発中のもので、提供開始時に変更となる可能性がある。
建設分野では、建物内部の各階や作業箇所に複数台を設置し、施工進捗や作業状況を遠隔から確認する用途を想定する。現場のネットワーク環境に応じてWi-FiモデルとLTEモデルを使い分け、既存カメラだけでは捉えにくかった建物内部の状況をきめ細かく把握できるようにする。
セーフィーはこれまで、防犯対策や安全管理を目的に定点から現場を俯瞰する「Safie PRO」プラン対応カメラや「Safie GO」シリーズ、作業者の視点から手元や作業状況を撮影する「Safie Pocket」シリーズなどを展開してきた。Safie CUBEを既存製品と組み合わせることで、現場の要所を「点」で記録する従来の映像活用から、広範囲を「面」で捉える運用へと拡張する。
建設現場以外にも、小売店舗の売場や商品棚の状況確認、工場やプラントの構内/設備周辺の見守りや安全管理などへの活用を見込む。
セーフィーは、Safie CUBEによる映像取得範囲の拡大を通じ、死角の少ない網羅的な映像データの継続的な収集と蓄積を目指す。蓄積した映像データをAI解析などに活用することで、従来は把握や対応が難しかった現場課題に対する新たなソリューションの創出につなげる方針だ。
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