AirTrunkは千葉県印西市にある300MW超のデータセンターで、40MW規模の新棟建設に着手した。国内のAIとクラウドをけん引する
オーストラリアのデータセンター専門企業AirTrunk Operatingは2025年6月19日、日本最大規模のハイパースケールデータセンター「TOK1」で、新棟の建設に着工し、地鎮祭を執り行ったと公表した。新棟の電力規模は、40MW(メガワット)超となる見通しだ。
TOK1はAirTrunkの国内初となるデータセンターとして、千葉県印西市で2021年11月に開設し、主に東京エリアのクラウドサービスを支え、段階的に拡張工事を進めている。広大な13万2500平方メートルの敷地には66キロボルトの敷地内変電設備を備え、総容量300MW超を安定的に供給している。
国内には他に東京の「TOK2」と大阪のOSK1の2つのデータセンターを運用しており、合わせると総容量430MW以上となり、日本のクラウドとAIをけん引する役割を担う。
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