セキュアは、AI映像解析による「転倒検知システム」を活用した熱中症対策ソリューションの提供を開始した。
セキュアは2025年7月23日、AI映像解析技術を活用し、作業現場での転倒をリアルタイムで検知する熱中症対策ソリューションの提供を開始したと発表した。作業員の転倒を即座に捉えて通知することで、迅速な救命対応を支援する。
新サービスでは、AIによる行動検知/通知プラットフォーム「SECURE AI BOX」を使用し、人物の転倒をリアルタイムで検知。倒れた作業員を即座に見つけ出す。SECURE AI BOXは、既設のネットワークカメラに接続することで、AIによる人物の行動検知が可能となる。
通知手段は、現場の異常を視覚的に伝えるLED回転灯や、管理者/安全衛生担当者へのメール通知、自社セキュリティシステムとの連携などに対応。
熱中症の症状として、めまいや意識障害によるふらつき、転倒が現れるケースは少なくない。常時モニタリングにより、通常の見回りや定期確認では対応が難しかった異変の瞬間を自動検出し、初動対応の遅れを防止する。
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