アドダイスは、健康見守りAIソリューション「ResQ AI」が、2025年6月1日に施行された改正労働安全衛生規則の対応について発表した。
アドダイスは2025年5月27日、同社の健康見守りAI(人工知能)ソリューション「ResQ AI(レスキューエーアイ)」が、2025年6月1日に施行された改正労働安全衛生規則の対応について発表した。
ResQ AIでは独自の予兆制御AI技術に基づき、熱中症やメンタルリスクなどの健康異常の兆候を早期に検出。スマートウォッチで取得した心拍数や呼吸数といったバイタルデータをスマートフォン経由でAIが解析し、リスクスコアとして本人および管理者に通知する。これにより、体調悪化が深刻化する前に気付きを促し、適切な対応を可能にする。
また、健康状態の記録機能も備えており、改正労働安全衛生規則で義務付けられた健康管理体制の整備にも有効だ。WBGT計による環境モニタリングが困難な場所でも、作業者個人単位でのリスク検知が可能だ。
屋外作業が主となる建設や土木、農林業、警備業などに加え、製造業や高齢作業者の多い現場なども対象だ。サブスクリプション方式を採用しており、初期費用なしで利用開始できる。
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