エコキュートはCO2冷媒の循環により大気中の熱をくみ上げ、水をお湯にする仕組みだ。作り出したお湯は貯湯ユニットから、家庭内に供給されていく。さらに三菱電機製は、「高効率」「いつでも清潔」「災害時に備える」の3つの特長を持っている。
高効率を実現するのが、断熱性の高い真空断熱材とウレタンを採用し、優れた保温性能を発揮する「サーモジャケットタンク」だ。加えて、独自のコイルを高密度に集積した「ポキポキモーター」と4本の配管をツイスト状に巻き上げた独自の「冷媒配管」で、水への過熱率もアップさせている。
いつでも清潔は、「バブルおそうじ」「キラリユキープPLUS」の2種類の機能で実現している。前者は、微小な汚れを吸着する約0.1ミリのマイクロバブルを生かし、洗浄剤を使わずに風呂配管を自動洗浄。後者は、紫外線で除菌できるUV LEDユニットを搭載し、湯はり後の菌の増殖を抑制する。リモコンのボタンひとつで、臭いも濁りも除去し、常にきれいな湯に入浴できる。
災害時に備える機能としては、脚部カバーを外さないままで簡単に採水できる「パカっとハンドル」がある。飲み水には使えないものの、2Lペットボトル約185本分を常に備蓄し、万一の断水時に備えている。
他にも三菱電機の家電専用スマートフォンアプリ「MyMU(マイエムユー)」との連携すれば、風呂のお湯はりや追い炊きを遠隔で行える。
遠藤氏はエコキュートのさらなる展開として、2025年3月から提供を開始した法人向けのシステムを紹介。多数の製品を一括で制御し、余剰電力の多い時間帯に沸き上げをシフトさせるとした。「今後も電力のさらなる効率化はもちろん、電力使用量の制御にも努め、家庭でもオフィスでも需要に応える重要な商品にできれば」と抱負を述べた。
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