パビリオン施設の建設は前田建設工業、パビリオンの内装工事やガンダム像の設置・施工は乃村工藝社がそれぞれ担当し、万博会場でも強い印象を残すパビリオンを創造した。
実物大ガンダム像は指先までの全高が16.72メートルで総重量は49.1トンのシンボリックな存在となっている。そのガンダムのポーズは膝をつき、空に手を伸ばして、来場者に強いインパクトを与える。宇宙と、これからの未来にむけて手を差し伸べることをイメージし、人類とともに新たな宇宙時代を切り拓いていくというメッセージを込めた。
パビリオンでは、ガンダム作品が培ってきたイメージを源泉とした新作映像「GUNDAM:Next Universal Century」をアトラクション演出とともに上映する。
映像では、新たなガンダム世界の「宇宙世紀」を舞台に、軌道エレベーターによる宇宙ステーション「スタージャブロー」への見学ツアーに参加する設定だ。美しい3D映像で、モビルスーツたちが平和利用された未来の宇宙での暮らしを体験できる。
そして、初代のガンダムファンにはたまらない今回のパビリオンの設定に合わせてリファインされたテレビシリーズとは異なる新たなガンダムと、ジオングの迫力ある戦闘も楽しめる。
パビリオン体験は午前10時から21時まで、体験の所要時間は約50分。参加には事前予約か、14時以降の当日登録が必要となる。実物大ガンダム像の観覧は自由に可能だ。
これからの未来への夢を語る新たなガンダム作品を、会場でぜひ体感してほしい。
3Dプリンティング:大阪・関西万博会場に生分解素材を活用した3Dプリント建築が完成、竹中工務店
大阪・関西万博:別子銅山の木を1000本使用した万博パビリオン「住友館」公開 森をめぐる冒険で「いのちの物語」を体験
スマートビル:大林組のスマートビル基盤「WELCS place」、大阪・関西万博の2パビリオンに採用
産業動向:丹青社と米Autodeskが戦略的提携を更新 BIM全社展開を経て次なるステージへ
産業動向:建設DXやスマートシティーなど3領域で連携、きんでんとミックウェアが資本業務提携
xR:リアルの扉を開けるとヴァーチャル空間へ移動! ドコモと奈良先端大がMR開発
カーボンニュートラル:清掃工場の排ガスからCO2を分離回収、コンクリートに固定 万博会場に設置Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10